便秘 緑茶

便秘解消に効果的というお茶（プーアル茶など）はいくつかありますよね。

では、日本人にとって身近な緑茶には便秘解消効果があるのでしょうか？

結論から言うと、緑茶は便秘には良くないと言われています。

緑茶には便秘解消に効果的な成分と便秘を悪化させる成分の両方が含まれています。

まず、緑茶にはカテキンが含まれていますが、これは便秘解消に効果的です。

カテキンは大腸で悪玉菌を減らす働きをします。

悪玉菌は便秘の大きな原因となるものです。

ですから、カテキンは便秘解消に効果的な成分になります。

逆に、緑茶にはカフェインが含まれていますが、これは便秘を悪化させます。

カフェインには利尿作用があります。

体内の水分の多くが尿となって外に排出されると、大腸内は水分不足になってしまいます。

そうなると、便が固くなっては排出されにくくなるので便秘が悪化する、という事になります。

それで、カテキンが腸内環境を良くしても、水分不足で便が固くなってしまったら出るものも出ない、という事になります。

ですから、緑茶は便秘を悪化する、と言われることが多いんですね。

緑茶の利尿作用はそんなに強いわけではありませんので、緑茶が好きな方は水分補給をしっかりしながら飲めば問題はないと思います。

しかし、緑茶が好きでない方は、なるべく緑茶を飲みのを控えるようにしたほうがいいでしょう。