便秘と腸閉塞は似ているようで違う!
便秘と腸閉塞は症状が似ていますが全然違うものです。
便秘は便がなかなか出ない状態のことですよね。
それに対して腸閉塞は、腸の一部が狭くなっていることです。
腸閉塞になると便が出にくくなります。
ですから、腸閉塞でも便秘と勘違いしてしまう事があるのです。
しかし、腸閉塞を便秘と勘違いをして下剤を飲んだり食物繊維や乳酸菌をたくさん摂取していると、激しい腹痛が起こり、ものを食べることができなくなり、嘔吐を繰り返すようになります。
そして、腸閉塞毒という毒物が発生して全身に毒物が周り、中毒症状を起こします。
さらに、死に至る可能性もあるのです。
便秘で死に至る可能性はゼロではありませんが、それよりも腸閉塞を放置することによる死への危険性のほうが圧倒的に高くなります。
ですから、腸閉塞になったら直ちに病院で治療を受ける必要があります。
便意があるのに出ないとか、出すのに非常に苦痛だという場合は、腸閉塞の可能性がありますので、一度医師の診察を受けたほうがいいでしょう。