便秘とコーヒーの関係
「コーヒーは便秘解消に効果的だ」と言われたり「コーヒーは便秘を悪化させる」と言われたりしますよね。
実はコーヒーには便秘解消に効果的な成分と、便秘を悪化させる成分の2つが配合されています。
その成分とは、カフェインとタンニンです。
カフェインは腸を刺激して腸の働きを良くします。
ですから便秘解消には効果的な成分です。
逆にタンニンは腸内環境を悪化させます。
ですから便秘を悪化させてしまうのです。
タンニンの影響で腸内環境が悪化するのは、タンニンを摂取し続けた場合です。
タンニンを1回や2回摂取したからといって腸内環境が悪化するというのはちょっと考えづらいです。
それに対してカフェインは即効性が期待できます。
ですから、普段あまりコーヒーを飲まない人が珍しくコーヒーを飲むとお通じの調子が良くなるでしょう。
それでコーヒーを飲む習慣をつけてしまうと便秘が悪化する可能性が高いです。
また普段からコーヒーをよく飲む人は、便秘の原因を積み重ねているのと同じです。
ですからコーヒーで便秘を解消しようと考えないほうがいいでしょう。
コーヒーが好きな方は少しでもコーヒーを減らしたほうがいいでしょう。