便秘が不眠の原因に！？
「便秘のせいか眠ることができない！」という事を訴える方が時々いますよね。
しかし、便秘が不眠の直接的な原因になる、というのは医学的にしっかり証明されているわけではありません。
今のところ、自律神経が乱れるために不眠になるのではないか、と言われています。
自律神経は交感神経と副交感神経からなります。
交感神経が優位の時には興奮状態になり、副交感神経が優位の時には落ち着いた状態になります。
そして、排便の時には副交感神経が優位になります。
そこで、自律神経が乱れ、副交感神経が優位にならなくなると便秘になるし、同時に不眠にもなる、なんていう仮設があります。
これはまだ医学的に証明されていませんのではっきりしたことはわからないんですけどね。
ただ今現在はっきりしていることがあります。
便秘だと栄養の吸収が正常に行われません。
それで自律神経のバランスを取るのに必要な栄養の吸収が行われず、不眠につながる、という事があり得ます。
ちなみに、自律神経は腸をコントロールしています。
自律神経が乱れると腸の調子が悪くなり便秘になる可能性が高くなります。
便秘と不眠が同時に起こった場合、両方とも自律神経の乱れが原因かもしれませんので、自律神経を整えることを考えたほうがいいのかもしれませんね。
ちなみに自律神経が乱れる大きな原因はストレスです。
自律神経の乱れを改善するにはストレス発散が重要なカギを握ります。
